LinuxでEchoLink
EchoLinkを動かす際のOSの選択肢は、他VoIP無線に比べて多いようですね。MS Windows だけでなく、Linux、Macでも動作実績があるようです。
ノード局(EchoLinkで言うところのSysOpモード)を運用しようとした場合、コストや安定性の観点からLinuxを使いたいという要求も多いと思いますが、EchoLinkの場合Linuxベースの選択肢も以下のようにバラエティーに富んでいます。
1. EchoIRLP
これはIRLPノードにアドオンとしてtbd (thebridge)を追加することで、そのノードをEchoLinkネットワークにも接続できるようにしたシステムです。無線機とのインターフェースはIRLPボードをそのまま利用します。IRLPシステムが前提のため、OSはLinuxとは言えIRLP用にカスタマイズされたCentOSです。ちなみにカンファレンスとしては動作せず、IRLPとEchoLink間のブリッジはできません。
2. rtpDir
これはEchoLink, IRLP, Asterisk, D-Starの各システムに接続、あるいは相互にブリッジするためのソフトウェアで、当局が導入しているシステムです。rtpDir単体ではEchoLinkシステムとして動作します。無線機インターフェースもシリアルポート経由でEchoLink用インターフェースが利用できます。DTMFデコードはrtpDirでソフトデコードもできますし、VA3TOインターフェースなどに装備されている外付けDTMFデコーダも利用できます。Linux DistroもCentOS, Fedora, SUSE, RedHat, Debian, Ubuntuで実績があるようです。GUI版とテキストモード版の両方が用意されています。
EchoLinkカンファレンスを実現するtbd (thebridge)の拡張版です。EchoLinkだけではなく他VoIPシステム(IRLP, Asterisk, SpeakFreely)とのブリッジを可能としながら、さらに無線機コントロールの機能を追加しているようです。無線機インターフェースもEchoLinkで一般的なものから、IRLPボード、CM108ベースのUSBオーディオドングルをサポートしています。複数の無線機を異なるインターフェースで接続し、それぞれを個別にコントロールできます。GUIはなくテキストコマンドのみですが、コマンド体型もtbdの拡張です。
上記2つは未経験のため詳細不明ですが、EchoIRLP/rtpDir/tlbに比べると
EchoLink特化型のようです。EchoLinuxの方はしばらくアップデートされていないようですね。
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