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2009年2月

2009年2月11日 (水)

DVTool 1.10β4

DV Dongleを使って米国フロリダのレピーターに接続して交信していたら、私の使っているDVToolのバージョンの話になりました。つい先日www.dvdongle.comからダウンロードしてきたバージョン1.05だという話をしていたら、どうもそれはすでに古くなっているようです。

1.10β4が最新だということと(βですが・・・)、最新のバージョンが入っているリポジトリを教えてもらって早速ダウンロード、動かしてみたところ、ユーザーインターフェースにタブが利用されていおり使い勝手が改善されていました。安定性も増したとその米国の局は言っていましたが、まだそこまで使い込んでいないのでわかりません。

ちなみに、安定性が増したといってもこの1.10β4では、ラップトップPCで時々問題がでるとのこと。私はラップトップPCなので、このバージョンが良いのか悪いのかわかりませんね。とりあえず問題が見えてくるまで使ってみます。

DVTool ver 1.05

Dvtool105_3

DVTool ver 1.10β4

Dvtool1104_4

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2009年2月 6日 (金)

DV Dongleの本来の(?)使い方

先日DV Dongleを入手しましたが、クロスリンクのXRFリフレクターへ接続するためにrtpDirと共に使っています。一方、多くの局の使い方、すなわち一般のゲートウェイやREFリフレクターに接続するという(本来の?)使い方をしていません。主流の方をやっていないのは大きな片手落ちですね。何事も経験ということで手持ちのWindows Vista PCで試してみました。

ソフトウェアのインストールは、DV Dongle Installationを見て行います。
まず私のWindows Vista PCではDV Dongleを接続すると、勝手に新しいドライバのインストールを始めます。これは、DV Dongleで使われているUSB-UART変換デバイス用のドライバのようですね。特に何もすることもなく、ただ見ているだけで問題なくインストールは終了しました。

次に、DVToolアプリケーションを同じホームページからダウンロードしてきます。ダウンロードしてきたファイルはZIPファイルです。特にインストールという手順はなく、このZIPファイルをどこかに解凍するだけです。そしてその中のDVTool.jarがDVDongleを使うための実行ファイルです。Javaアプリであるため実行にはJRE6が必要ですが、私のWindows Vistaでは互換性の問題もなくすぐに動き出しました。

DVToolの使い方は、Using the DV Dongleに書かれてあるとおりでとても簡単です。私の場合Audio Input/Audio Outputに表示されるデバイス名が日本語のためDVTool上では文字化けしましたが、見た目の問題だけで動作に支障はありませんでした。

Audio Loopbackも、AMBE/Audio Loopbackも問題なく動作します。AMBE/Audio Loopbackの場合にはDV Dongleで音声が処理されているのでしょうね、ドングル内のLEDが点滅します。この状態でどこかのゲートウェイに接続すると、そこでの交信をモニターできます。しかし、PTT Rxボタンがグレイアウトされており送信ができません。

PC+DV Dongleから送信可能とするためには、どこか(日本以外の)ゲートウェイに自分のコールサインを登録する必要があります。日本でDV Dongleを使う時の第1の壁がDV Dongle自体の入手だとすると、このゲートウェイ登録が第2の壁でしょうか。

本来なら自分の一番近くのゲートウェイに登録するということのようですが、日本の場合には登録できるゲートウェイがありません。すべて海外になります。世界中に数多く存在するD-Starゲートウェイのどれに登録するかを決め、そして一つのみに登録しなければなりません。私にはどれを選ぶか見当もつきませんでしたので、まずD-Starusers.orgのRepeater Directoryを見て、Gateway Registration URLの記載があり、そしてEメールで連絡がつきそうなレピータを候補として選びました。そのGateway Registration URLから、まずはNew userで登録を試みます。この登録用Webインターフェースはどのゲートウェイも共通です。New user登録直後、念のためそのゲートウェイの管理者にEメールを送り承認を依頼しました。時差も丁度良かったのでしょう、ものの5分も経たずに返信メールがあり、その中に承認された旨と登録のための第2ステップが記述されていました。その記述に従い、さらにいくつか(自分のPersonal Information)をWeb上で登録すれば終了です。登録作業完了後さらに5分ほど経って、ゲートウェイにも登録情報が反映されたのでしょう、DVTool上でグレイアウトされていたPTT Rxボタンが押せるようになりました。

Dstar_g2_gateway_2

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2009年2月 5日 (木)

rtpDirにおけるイベントハンドリング

rtpDirは、開始時、終了時、接続時、切断時にイベントハンドラーをコールバックすることができます。イベントハンドラーを使用するには、5198.confファイルで、

events=yes
eventpgm=イベントハンドラー

を設定します。eventpgmはデフォルトで/root/rtpDir/evt.shになっていますが、自由に設定可能です。

イベントハンドラーには、イベントに応じた値が引数として渡されます。(左から第1引数~です)

開始時: Started at rtpDir動作開始時間
終了時: Shudown at rtpDir動作終了時時間
接続時: Connected ノード at 接続時間
切断時: Disconnected ノード at 切断時間

当局ではIRLPと他VoIPの接続を排他的に行うために、このイベントハンドラーを使っています。アイドル時には全種類のノードとの接続を許しますが、接続したノードがIRLPノードあるいはリフレクタであれば他VoIPをdisableし、逆に他VoIPが接続した場合にはIRLPをdisableしています。接続/切断ノードの種類はConnected/Disconnectedに続く第2引数の最初の3文字を見ればわかります。

stnxxxx: IRLPノード
refxxxx: IRLPリフレクター
astxxxx: AllStarノード (Asterisk)
XRFxxx: D-Star XRFリフレクター
上記以外: EchoLinkノードのコールサイン、コンファレンス名

(xxxxはノード番号)

よって必要に応じて、より細かな制御も可能です。

rtpDirの本来の主旨は複数VoIPを繋ぐことなのですが、IRLPのクロスリンクポリシーがあるため、このような制限をかける必要が出てきます。

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2009年2月 4日 (水)

IRLP Experimental Node

IRLP開発者であるDave CameronはExperimental Nodeという設定を開始しました。これはノード番号0000-0999の間を実験用ノードと位置づけ、

  • PGP認証キーを必要としない
  • クロスリンクその他自由
  • エンドポイントが無線という制限はない
  • IRLPサポートチームからのサポートはない
  • $CUSTOM/environmentファイルにおいて、
      export ALLOW_EXPERIMENTAL_NODES=YES
    を設定したノードのみが接続可能
  • 将来にわたって存在する保証はない(いつでも無条件に停止される可能性あり)

という条件の下で実験運用ができます。すなわち、一般のIRLPネットワークからは完全に隔離された環境を提供するから、サポートなしで色々な実験に使ってくれという考え方です。

一般IRLPからは接続できませんが、あるグループ内などクローズドな環境で(メンバーはALLOW_EXPERIMENTAL_NODES=YESを設定)、他VoIPとのクロスリンクをしたい場合などに使えます。rtpDirをIRLPリフレクターモードで使用すればクロスリンクリフレクターが簡単にできます。

ALLOW_EXPERIMENTAL_NODES=YESを解除すれば、一般IRLPノードに戻ります。

私も早速experimental node割当のリクエストを出し、exp0021が割り当てられました。とは言え、いつもは通常IRLPノードとして他VoIPシステムとは排他的に運用しています。

Experimental nodeのリストは、$SCRIPT/exp-x-referenceにあります。

ちなみに、一般IRLPネットワーク上での他VoIPとのクロスリンクは、リフレクターでのみで許可されます。一般ノードが他VoIPとクロスリンクすることはポリシー違反となり、それが見つかるとPGP認証キーが削除される可能性があります。そうなるとエコーリフレクターとExperimental node以外の一般IRLPノード・リフレクターには接続不可になります。このようなことが今回改めて明記されました。

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クロスリンクについてのその後

IRLPのクロスリンクに関するポリシーをさらに守るため、当局のrtpDirでは:

  • IRLPノードあるいはリフレクターと接続中は、他VoIP(EchoLink, Asterisk, D-Star)はdisableにする (他VoIPは接続できない)
  • 他VoIPのいずれかが接続中は、IRLPはOFFLINEにする (IRLPは接続できない)

ような設定としました。つまりIRLPと他VoIPは排他的になります。なお、IRLP以外のVoIP間ではクロスリンクが可能です。

ちなみに、EchoIRLPは元々IRLPとEchoLinkが排他的になるように設計されています。これもIRLPポリシーに準拠した設計です。

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