無線LANを利用することでさらにPiRLPノードをコンパクトに作ることができます。
私の使っている無線LAN子機はUSBタイプ,BUFFALO社製のWLI-UC-GNM2で,1,000円しないものです。

基本的にこれをUSBに挿せば,OSはデバイスを認識します。しかし,このままでは動作しません。/etc/network/interfaces ファイルを以下のように書き換えます。
【想定】
- 無線LAN子機はOSに wlan0 として認識されている。(子機を1個しか挿していなければwlan0です。iwconfigコマンドで確認できます。)
- 親機はステルスモード。
- DHCP利用。
- 認証,暗号化方式は,WPA2-PSK/AES。
以下が,/etc/network/interfacesファイルの内容です。
auto wlan0
wpa-ssid "SSID" <-- " "の中には,SSIDを指定します。
wpa-scan-ssid 1 <-- 親機がステルスモードの場合には 1。
wpa-proto RSN <-- WPA2の場合
wpa-pairwise CCMP <-- AESの場合
wpa-group CCMP <-- AESの場合
wpa-key-mgmt WPA-PSK <-- WPA2-PSKの場合
wpa-psk "keyword" <-- " "の中には,WPA2-PSKのキーワードを指定します。
これで再起動してみましょう。うまくインターネットに接続されたら,IPアドレスを確認して,通常どおりルーターにport forwardingを設定しましょう。
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